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電子書籍を使う理由、電子書籍のメリット・デメリット

電子書籍、使っていますか?

まわりを見ると、紙媒体で読んでいる人の方がまだまだ多いと感じます。僕も使ってはいますが、全部の本を電子書籍で読んでいるかと言えばそうでもありません。

この記事では、僕が電子書籍を使っている理由と、使っていて感じたメリット・デメリットについて解説しています。電子書籍を読むために、タブレット端末の購入を考えている人等の参考になれば幸いです。

電子書籍を使っている理由

理由1:本棚が足りない

漫画、小説、専門書、週刊誌や月刊誌も含めると年間100冊をこえる本を購入している僕ですが、さすがに何年もこの生活を続けていると本棚が足りません。週刊誌や月刊誌は捨ててしまいますが、その他の本はもう読まないだろうと思っても中々捨てられないんですよね。

売ることも考えましたが、僕は学生の頃ディスカウントショップでバイトしていまして、本の買い取りもやっていたので大体の相場がわかるんですよね。あれって、ちょっと黄ばんでたりすると10円買い取りか、「これは買い取れないですね、よろしければ無料で処分しますよ」とか言って後で見たら200円で売られていたり。しっかりとした古本屋じゃない限り、プレミアついていようが本の価値なんてわかっていません。定価の何%とかの単純計算です。そりゃフリマアプリも流行りますわ。

理由2:iPadを購入

話を戻しまして、紙媒体の本をずっと購入してきた僕がなぜ電子書籍を読むようになったかというと、「iPad」を購入したことが大きいです。元々、電子書籍に興味はありましたが、電子書籍を読む端末がパソコンぐらいしかなかったので買わずにいました。パソコンじゃ持ち運ぶこともできなければ、寝転がって読むこともできませんからね。そんなとき、「iPad」を購入し、本棚がいっぱいになっていたことも重なり電子書籍を購入し始めました。

スマホで読むのは画面小さすぎて最初から考えていませんでした。

理由3:定期購読が便利

週刊誌や月刊誌は本の厚みもあり場所をとるので、ある程度たまったら捨てていました。

でも、たまに読みたくなるんですよね。
というわけで、週刊誌や月刊誌は電子書籍で定期購読しています。どうせ捨てるなら電子書籍の方が安いですし、読み返したくなったらバックナンバーもすぐ読めて便利です。行く時間が早すぎてコンビニでまだ売っていなかったなんてことや、買い忘れてしまいあちこち店をまわって探すこともなくなりました。コンビニに行くと他のものもついつい一緒に買ってしまうので、電子書籍に変えたからなのかはわかりませんが、コンビニに行く回数が減り節約にもなりました。

理由4:使い捨ての本は電子書籍に

こちらも週刊誌や月刊誌と似た理由ですが、例えば資格のテキスト。
資格のテキストは落ちれば毎年買い直すものも多いですし、受かったら受かったで読み直すことってほとんどありません。しかも、試験会場に持っていくには本が厚すぎて荷物になります。こういった来年は使いそうにないなと思う本は電子書籍で買うようになりました。

以上、僕が電子書籍を使う理由です。
次からは、僕が実際に電子書籍を使っていて感じるメリット・デメリットを紹介していきます。



電子書籍のメリット

メリット1:保管場所に困らない

本棚いりません。
だって電子書籍ですもの。

端末の容量がいっぱいになったら消してしまっても、ほとんどのサービスで再ダウンロードできますし、最近だとクラウドサービスのものも多いので容量を気にする必要がありません。

メリット2:持ち運びに便利

端末一つで大きな本棚を持ち歩いているようなものです。
小さい画面でもいいのであれば、スマホでも十分ですし。大きめのタブレットでも重さ1キロもないので、感覚としては辞書一冊持ち歩いてるような感じです。

メリット3:書籍の値段が安い

紙媒体の本よりも、電子書籍の方がかなり安いです。
読み放題サービスなんかもありますので、定額料金さえ払っていれば購入する必要のない本も沢山あります。本の量の差はありますが、図書館に行く交通費を考えたら定額料金払っていた方が安かったり。

メリット4:購入が手軽ですぐ読める

最近は多くの出版社で1話目無料とか1巻無料とかやっていますよね。
続きが気になる。けれど、Amazonで買ったら届くの1~2日かかるし本屋は遠いし夜遅いと閉まっているし。そんなときでも電子書籍ならすぐ購入できて、すぐに読めます。

メリット5:暗い場所でも読める

曇りの日、雨の日、真夜中でも電子書籍なら電気をつけずに読めます。
電子書籍になれると、紙媒体の本を読んだ時に明かりや照明の位置を気にしなくてはいけないのが面倒になります。

メリット6:劣化しない

黄ばみません。
折り曲がりません。
ホコリかぶりません。
コーヒーこぼしても濡れません。端末は壊れる可能性ありますけど。



電子書籍のデメリット

デメリット1:端末が高い

安いのでも1万円近くだったりしますし、iPadとかになると10万円ぐらいするものもあります。いくら電子書籍自体が安いといっても、端末代考えると紙媒体の本買ったほうが安いんじゃないでしょうか。

iPad等のタブレット端末をすでに持っていたり、他に用途があってタブレットを買うついでにみたいな感じであれば特に問題ないとは思いますが。

デメリット2:売れない

データなので古本屋に売れません。
高価な本、プレミアがつきそうな本は紙媒体で買いましょう。

デメリット3:貸し借りしにくい

学生の頃なんかは漫画の貸し借りってよくやりますよね。
電子書籍だと端末自体を貸すか、電子書籍サービスのIDとパスワード教えるしかないので貸しにくいです。IDとパスワード教えたら規約違反っぽさそうですし。

家族間でとか、少しの時間なら貸せそうですが、色々と個人情報やらなにやら詰まったものを人に貸すのはイヤですよね。

デメリット4:サービスに依存

いつかサービスが終了すると、データは消えてなくなります。
なくならなくとも、サポートが切れるので使いにくくなります。

デメリット5:サービスが多すぎる

Kindle、Kobo、iBooks。
他にも各出版社が提供していますし、多すぎます。サービスが一本化されていないので、電子書籍の保存場所もバラバラで使いにくいです。

デメリット6:バッテリー切れや故障に弱い

紙媒体の本とは違い、バッテリーが切れれば当然見れませんし、故障すれば修理するか買い直すまで他に端末がなければ見れません。

紙媒体の本であれば、1冊破れようがなくそうが他の本は見れます。しかし、電子書籍は端末が使えなければすべての本が見れません。

まとめ

電子書籍はあまり普及していない。
そんな記事もよく見かけますが、年々普及率は上昇してはいるみたいです。
最近は、データに課金することに抵抗のない人が増えていますし、タブレットがもっと普及すれば電子書籍ももっと普及していくのではないかなと。

といっても、メリットやデメリットもありますし、僕自身、週刊誌や月刊誌の購読がメインで専門書や手元に残しておきたい小説なんかは紙媒体で買ってます。紙にも紙の良さがありますし、使い分けが肝心かなと。

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KW
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