滝のように流れる鼻水。
度重なるくしゃみ、目のかゆみ、頭痛、倦怠感。
重症の花粉症でしたが、今では仕事や生活に影響がでないレベルまで症状が緩和しました。
花粉症が完治したわけではありませんが、花粉症の症状がよくなるまでに、ぼくが実際に試した10の方法をこの記事で紹介します。
花粉症で苦しんでいる方は、参考にしてみてください。
花粉症改善のために実際に試した10の方法
花粉が飛び始める前から薬を飲む
花粉症の薬を購入しに行った際に、薬剤師の方に言われたことですが、花粉が飛散する前から薬を飲み始めた方がいいとのことです。
飛散前から飲み始めた方が、飛散後から飲み始めた場合と比べ症状が軽くなります。
薬を飲み始める時期としては、花粉が飛散する2週間以上前から薬を飲み始め、花粉が飛散した後もシーズンが終わるまで飲み続ける必要があります。
花粉のシーズンである、2月上旬~中旬の前にはすでに花粉症の薬を常用するようにしておきましょう。
花粉症の薬を変えてみる
もし、今、服用している花粉症の薬に効果を感じられない場合は、違う薬に変えてみましょう。
薬によって「抗アレルギー」と「抗ヒスタミン」の違いや、効果の高さも様々です。
値段の高い、安いに関係なく、自分の体に合った薬を探してみましょう。
ぼくはアレグラFX、アレジオンと薬を変えましたが効き目が薄く、毎日服用していると薬代もバカにならないので値段の安いアレルビに変えたのですが、なぜか効きました。
成分がアレグラFXとほとんど同じらしいので、薬ではなく他の要因による影響の方が強そうですが。
まったく参考にならないかもしれませんが、一応。
ビタミンDサプリの服用
ビタミンDには、免疫力の向上やアレルギー症状を改善する効果があり、花粉症の予防にもつながります。
ビタミンDは食事からの摂取に加え、紫外線を浴びることで皮膚から生成することも可能ですが、デスクワークがメインだと日光を浴びることがほとんどありません。
窓越しでなら日光を浴びているものの、窓ガラスは紫外線をあまり通さないので効果が薄いようです。
同じようにデスクワークがメインで日光を浴びることが少ない場合、サプリを服用して不足しているビタミンDを補給してみてください。
ビタミンDのサプリを飲み始めてから、花粉症の症状がだいぶ緩和されました。
ぼく個人の話ですし、症状が緩和したのには他の様々な要因もあるかとは思いますが、サプリ自体そこまで値段が高いものでもありませんので一度お試しください。
顔に隙間のないマスクを使う
100枚入りになっているような値段の安いお徳用マスクは、総じてゆるかったりなにかしら隙間があったりで、花粉がマスク内に入り込んでしまうことが多いです。
多少窮屈にはなりますが、密閉度が高く顔に隙間ができないマスクを使うようにしましょう。
マスクの違いだけで、花粉症の症状の出方が大幅に違ってきます。
問題点としては、密閉度の高いマスクは値段も高い場合が多いことです。
毎日値段の高いマスクをつけるのも出費がかさみますので、外出時には密閉度の高いマスク、特に外出をしない日や帰宅後に室内にいる時はお徳用マスクで使い分けてみるのもよさそうですね。
家に入る前に服の花粉を落とす
外出先から帰宅した時は、服についた花粉を落としてから家に入りましょう。
特に、ニット素材の服や毛繊維のマフラーやコート類を着ている場合は花粉が大量についており、少し払った程度では落ちません。
花粉の症状が酷いのであれば、花粉の時期だけでもこういった素材の服はなるべく着ないようにするのが賢明です。
ナイロン素材のようなツルツルとした素材の服であれば花粉も落としやすいので、ファッションは二の次でこちらを検討してみるのもありかなと。
また、服がこすれて静電気が発生すると、こちらも花粉が付着しやすくなる原因となります。
服の素材だけでなく、静電気も意識してみてください。
自分だけでなく、家族にも家の中に花粉を持ち込まないように徹底することも忘れずに。
帰宅後は即シャワーを浴びる
衣類から花粉を落とすだけでは、髪の毛や顔についた花粉がまだ落ちていません。
特に髪の毛には、大量の花粉が付着しています。
その日外出する予定がもうないのであれば、自室に入る前にシャワーを浴びて花粉を洗い流しておきましょう。
ぼくは家から数分のコンビニに外出するだけでも、帰宅したらシャワーを浴びるように徹底しています。
空気清浄機を24時間稼働する
外から帰ってきた時には、衣類や髪の毛に花粉が付着していますし、玄関を開けた際には花粉も一緒に入ってきてしまいます。
花粉の時期は窓を開けて換気することも中々できませんし、空気清浄機は欠かせません。
24時間フル稼働しておきましょう。
静音や省エネモードで使えば、24時間フル稼働しても電気代は一か月で100円かからないぐらいです(畳数やモノによりますが)。
花粉症になる人はハウスダストに弱い場合も多いと思いますので、できることなら24時間どころか365日フル稼働しておきましょう。
玄関と部屋の隅の2カ所に設置するのがベストですが、さすがに空気清浄機を2台買うのは現実的ではありませんので、部屋の隅にだけでも設置しておくとよいです。
また、自宅以外でも、自分のデスクがある職場に勤務しているのであれば、卓上空気清浄機の使用もおすすめです。
毎日寝る前に乳酸菌を摂取する
花粉症にR-1やヤクルト400といった、乳酸菌の摂取が効果あるという話を聞いたことがあるかとは思います。
腸内環境を整えることにより免疫力が上がり、結果、花粉症の対策にもなるとのことらしいです。
R-1については不明ですが、ヤクルト400に関しては「プロバイオティクスの花粉症に対する効果」というのが公表されており、マウス実験でアレルギー症状を軽減することが証明されています。
どちらにしても、医薬品ではありませんので1本2本飲んだだけでは効果は薄く、長期間飲み続ける必要があります。
飲む時間に関しては、夜寝る前ぐらいが体に吸収されやすく効果が高いそうです。
ぼくはR-1を2年ほど飲み続けたわけですが、花粉症に効いたかは不明ですけど、体感、風邪は引きにくくなりました。
ヤクルト400も試したいのですが、店頭販売がされておらず、宅配専用なのでR-1より敷居が高いんです。
寝る時もマスクをつける
部屋の中にも、服や髪の毛についた花粉が大量に落ちています。
布団や枕といった寝具にも、花粉が大量に落ちています。
就寝時は部屋での活動がなくなるので、舞っていた花粉が地面に落ちて積り、起床するときは特に花粉を被りやすい環境になっています。
朝起きた時に、くしゃみを連発したりするのはこのせいですね。
家の中でも常時マスクをつけているのは当然として、寝る時もマスクをつけましょう。
寝るときまで高いマスクをつけるのは金銭的にも厳しいですので、お徳用のマスクでもいいのでつけておくと安心です。
なるべく外出を控える
家の外に出ないのが一番の花粉対策です。
仕事がある日は仕方ないとしても、休日はなるべく外出を控えましょう。
家の外に出ないだけでなく、自室に人を入れない、人と会わないことも徹底しましょう。
花粉症の人間にとって、花粉症になったことがない人間は敵です。
ましてや、花粉症になったことがない家族なんてものは一番の敵です。
彼らは花粉症のつらさを知らないため、何度言っても花粉まみれの状態で近寄ってきます。
外出先ならまだしも、家の中で近寄られると逃げ場がありません。
言っても無駄なので、自分から避けましょう。
まとめ
ぼくが花粉症対策に行った方法をすべて試してみても、花粉症が完治するわけではないとは思いますが、個人差はあれど症状の緩和に役立つのではないかなと。
ぼく自身、実際にすべて行った結果、鼻水は相変わらずでるものの、頭痛や倦怠感のような症状はほとんどなくなりました。
上記の方法以外にも、掃除をこまめにするなどの、花粉を自分の生活環境へ持ち込まないようにすることを心掛けてみてください。
2020年は暖冬の影響により、花粉の飛散時期が予想より早くなるとのことですので、花粉の対策も早めにしておきましょう。