携帯キャリア・SIM

MNP(乗り換え)した時に前のキャリアは解約する必要ない?

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ドコモ・au・ソフトバンクといった携帯会社からMNP(乗り換え)をした時に、乗り換え前に契約していたキャリアは解約する必要があるのか。

この記事では、次の内容について解説しています。

  • MNP前に契約していたキャリアは解約しなくてもいいのか
  • MNP後の携帯会社の切り替わるタイミング
  • MNP契約月の料金請求・二重支払いについて

MNP初心者の方だと、不安なことも多いかと思いますので参考にしてみてください。

MNP前のキャリアはいつ解約するの?

MNP後は自分で解約しなければいけないのか。

MNPの手続き前に解約してもMNPをすることはできるのか。

MNP後と前に分けて、MNPをする前に契約していたキャリアの解約タイミングについて解説していきます。

MNP後の解約について

結論から言うと、MNP前に契約していた携帯会社(大手キャリア・格安SIM事業者)は、MNPが完了した時点で自動的に解約されます。

MNP後に、以前の契約キャリアのショップに出向いて自分で解約をする必要はありません。

MNP前の解約について

MNPをするにはMNP予約番号を発行する必要がありますし、MNP完了時点で自動的に解約されますので、基本的にはMNP前に解約はしない方が良いです。

ただし、MNP予約番号発行後であれば解約していても問題ない場合があります。

MNP予約番号は15日間有効であり、この間にMNPを完了させれば、以前のキャリアを解約していても引き続き電話番号を利用することができます。

15日間を過ぎると電話番号を引き継げませんし、数日間回線の利用ができないので、あまりおすすめできる方法ではありません。

また、MNP先の携帯会社によっては、MNP予約番号の残り期間について、指定日数以上でないと出来ない等の条件がある場合もありますのでお気をつけ下さい。

MNP後の回線切り替わりタイミング

MNPで乗り換えた際に、前の携帯会社から次の携帯会社へ回線が切り替わるタイミングは、回線切替を行った時です。

回線切替は、各携帯会社によってやり方が違うものの、ウェブサイトや専用アプリまたは電話から手続きを行うことができます。

回線切替を行うことによって、MNP先の回線が開通し、以前まで利用していた携帯会社は自動的に解約となります。

ざっとMNPの手順から、回線が切り替わるタイミングまでを順番に説明すると、次のようになります。

  1. SIMロック解除をする(※解除済みやSIMフリー端末の場合は必要なし)
  2. MNP予約番号を発行する
  3. MNP先のSIMカードを購入する
  4. 端末設定をする(アクティベーション等)
  5. 回線切替をする ← 回線切替タイミング

回線の切り替えによって、回線の開通と前の携帯会社の解約が同時に行われ、回線切替日から月額料金が発生します。

なお、回線切替を自分で行わなかった場合、大体7日間前後で自動的に回線切替が行われます

契約する携帯会社によって日数は違っていますので、詳しくは各携帯会社でお調べ下さい。

MNP契約月の料金請求・二重支払いについて

MNPをすると、契約月には次のような費用が掛かります。

MNP契約月に掛かる費用一覧
  1. MNP転出手数料
  2. 契約解除料
  3. 契約事務手数料
  4. 契約した携帯会社の月額料金
  5. 解約した携帯会社の月額料金
  6. 端末の残りの割賦代金(残金がある場合)
  7. 端末代金(新たに購入する場合)

MNPには上記のような費用が掛かり、MNP契約月の通信費用(月額料金)に関しては両方の携帯会社から二重で請求されることとなります。

契約する際は日割りで計算されることが多いですが、解約する場合は日割りにならないことが多く、大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)では一部の旧プランを除き解約費用は日割りになりませんのでお気をつけ下さい。

なるべく料金を抑えたい場合は、請求締め日付近に合わせてMNPをするのが一番安く済ませることができます。

ただし、携帯会社によって請求の締め日は違っており、例えばドコモ・auは「月末」が締め日ですが、ソフトバンクは「末日」「10日」「20日」の3通りあります。

必ずしも「月末」が締め日と決まっているわけではありませんので、きちんと調べた上でMNPをする日程を決めましょう。

大手キャリアの契約月・解約月の料金請求や、締め日について詳細を掲載しておきますので、MNPをする際の参考にしてみてください。

ドコモauソフトバンク
契約月の料金日割り日割り日割り
解約月の料金1ヶ月分1ヶ月分1ヶ月分
解約金0 円0 円0 円
MNP転出手数料0 円0 円0 円
契約事務手数料3,300 円
オンラインショップ:0 円
3,300 円
povo/UQmobile:0 円
3,300 円
ワイモバイル/LINEMO:0 円
請求締め日月末月末末日、10日、20日

※ 掲載されている金額は現行プランでの料金です。旧プランの場合は解約金が違っていたり、解約月の料金が一部プランで日割りになる場合があります。

まとめ

掲載した内容の中で、これだけは覚えておいた方が良いと思うものを簡単にまとめると、このような感じになります。

MNP後に解約は必要?まとめ
  • MNP前の携帯会社は自動的に解約される
  • 請求締め日付近にMNPをするのが一番お得
  • 請求締め日は携帯会社によって違う
  • 契約月の月額料金は日割りが多い
  • 解約月の月額料金は一ヶ月分が多い

MNPをする際は、MNP前の携帯会社を自分で解約しに行く必要はありませんが、解約する日によって月額料金がだいぶ変わりますので、そこだけ注意してください。

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桑嶋
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