iPhoneの画面をふと見てみると、着信音が鳴った記憶がないのに不在着信だけ残っていることがあります。
試しに他の電話から着信を鳴らしてみても、音が鳴らないなんてこともありますよね。
この記事では、iPhoneの着信音が鳴らない・聞こえなくなる原因とその対処法について解説していきます。
着信音が鳴らず、困った時の参考にしてみてください。
iPhoneの着信音が鳴らない時の設定
iPhoneの着信音が鳴らない原因と、実際に試した解決方法を6つ紹介します。
一つ一つ試していってみてください。
1.サイレントモードになっている
端末のサイレントモードがオンになっていると、着信音が鳴らなくなります。
端末横にある「サイレントスイッチ」が黄色になっている場合はサイレントモードがオンになっている状態です。
黄色になっている場合は、スイッチを白色に切り替えることで着信音が元のように鳴るようになります。
サイレントモードにしていたのを忘れていた時以外にも、ケースの脱着時やバッグに入れていた時に、サイレントスイッチが引っかかり勝手に切り替わってしまうことがありますのでお気をつけ下さい。
2.音量が小さくなっている
着信音と通知音の設定が小さくなっており、着信音が聞こえにくくなっている可能性があります。
では、着信音の音量を確認してみましょう。
- 設定からサウンドと触覚をタップする
- 着信音と通知音を確認する
音量が低くなっているようであれば、聞こえやすい音量まで調節してみてください。
3.おやすみモードがオンになっている
おやすみモードがオンになっている場合、おやすみモード中は着信音・警告音・通知音が鳴らなくなります。
では、おやすみモードがオンになっているか確認してみましょう。
- 設定からおやすみモードをタップする
- おやすみモードをオフにする
寝る前におやすみモードに設定した後、元に戻すのを忘れていた場合は設定を変更しておきましょう。
4.イヤホン・Bluetooth機器を接続したまま
イヤホンや外部スピーカー等の機器をBluetooth接続したままにしていると、着信音や通知音といった音が、iPhoneからは直接聞こえなくなってしまいます。
Bluetooth接続している機器がある場合、機器の電源を切る、もしくはiPhoneのBluetooth接続をオフに変更してみましょう。
iPhoneのBluetooth接続をオフにする方法は、次の通りです。
- 設定からBluetoothをタップする
- Bluetoothをオフにする
Bluetoothをオフにしなくても、原因となる機器が判明した場合には、個別にペアリングを解除することでも解決できることがあります。
5.水没等でイヤホン表示のままになっている
最新のiPhoneは防水性能が向上しているので、少しの水没で故障することは減りました。
古いiPhoneをお使いの場合は水没や雨による水濡れにより、イヤホンジャック・Lightningコネクタ部分が誤作動を起こし、イヤホンをつけていないのにつけている状態と認識されてしまうことがあります。
その結果、端末から着信音や通知音といった音がすべて鳴らなくなってしまいます。
この解決方法として
- しばらく置いて乾燥させる
- イヤホンジャック・Lightningコネクタの水気を拭き取る
- イヤホンジャック・Lightningコネクタのホコリを掃除する
- Siriを起動する
- 言語設定の変更を行う
といった方法があります。
「Siriを起動する」と「言語設定の変更」については、試した結果状態が回復したという報告もあるようなので一応載せておきました。
「言語設定の変更」については、設定>一般>言語と地域から設定することが可能です。
水没や水濡れした後に、音が鳴らなくなった場合はお試し下さい。
6.端末を再起動する
何を試しても着信音が元に戻らなかった場合、iPhoneを再起動することにより元に戻る可能性があります。
ホームボタン搭載モデルならサイドボタンを長押し、ホームボタンの非搭載モデルならサイドボタン+音量を上げる/下げるボタン長押しで「スライドで電源を切る」が表示されます。
電源を切った後、もう一度起動して着信音が鳴るか試してみて下さい。
もし、「スライドで電源を切る」の表示がでない場合は、強制的に再起動をすることも可能です。
詳しくは、別の記事で各モデルごとに方法を解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ
これらの方法をすべて試しても着信音が鳴らない場合、着信せずに直接留守番電話サービスに接続されている可能性もあります。
留守番電話サービスに関しては、契約しているキャリア・事業者によって設定方法がことなりますので、お使いの事業者でご確認ください。
留守番電話サービスも特に問題がなく、着信音以外の音もすべて聞こえない場合は端末自体の故障も考えられます。
その場合は、Apple Storeや正規サービスプロバイダ等で修理を申し込んだり、端末自体の買い替えを検討してみてください。