最近ではCDやダウンロード販売ではなく、定額制音楽配信サービスが主流になっています。
音楽配信サービスには各社様々な特徴があり、初めて音楽配信サービスを利用する方はどこを選べばいいか悩んでしまいますよね。
この記事では、おすすめの定額制(サブスクリプション)音楽配信サービス6社の特徴・料金・楽曲数・無料期間といった様々な要素を比較していきます。
自分に合った音楽配信サービスを選ぶ際の参考にしてみてください。
定額制音楽配信サービスおすすめは?
- ずっと無料で利用したいなら
→ Spotify - Amazonプライム会員なら
→ Amazon Music Unlimited
最初に簡単にまとめると、個人的におすすめの定額制音楽配信サービスは上の2つです。
「Spotify」は、無料のフリープランでも、オフライン再生はできないものの、5,000万以上の曲を無制限にフル尺再生が可能です。
Amazon Music Unlimitedは、オフライン再生が可能で、Amazonプライム会員なら全定額制音楽配信サービスの中でも料金が安く、コスパが良いです。
大半の人は「Spotify」のフリープランで十分かと思いますが、外出時によく利用するため通信量が気になる方や、高音質で聴きたい方は有料プランや他のサービスを検討してみてください。
定額制音楽配信サービスとは?
定額制音楽配信サービスとは、「Spotify」や「Apple Music」といった、月額や年額料金で音楽が聴き放題になる定額制(サブスクリプション)のサービスのことです。
定額制音楽配信サービスとは別に、楽曲やアルバムごとに料金を支払い、曲をダウンロードする「iTunes Store」や「Amazon Music」などもあります。
最近では、こういったダウンロード型のサービスから定額制で聴き放題の音楽配信サービスが主流となっており、ICT総研によると、2019年末には2,160万人が利用しており、2020年には2,280万人、2021年末までには2,370万人まで増えると予想されています。
定額制音楽配信サービスの料金
音楽を単体でダウンロード購入すると、1曲あたりの値段は250円前後、アルバムだと1,500~2,500円前後します。
それに対し、定額制音楽配信サービスの料金は、どこを選んだとしても月額1,000円前後です。
ダウンロード購入と違い、好きな曲を自由に聴くことができますし、学生であれば学割で月額が500円前後になります。
どこも初月は1ヶ月の無料期間を用意していることが多いので、気軽に試せるのもメリットですね。
定額制音楽配信サービスを選ぶポイント
- 月額料金
- 楽曲数・アーティストのラインナップ
- 音質
- 無料期間の有無
- 使いやすさ・サービス
メジャーな音楽配信サービスであれば、月額料金・楽曲数・音質は然程変わりありませんので、そこまで気にする必要はないです。
一番のポイントは、自分が聴きたいアーティストの曲が配信されているかどうかですね。
音楽配信サービスによって得意なジャンルが違っていますので、加入する前に一度調べるか、無料期間を使って、自分が聴きたい曲があるか調べたり、使いやすさやサービスを試して見るのをおすすめします。
定額制音楽配信サービス・料金比較表
ここでは、各定額制音楽配信サービスの「料金・楽曲数・無料期間」を簡単に比較していきます。
音楽サービス | 月額料金 | 曲数 | 無料期間 |
---|---|---|---|
Spotify | フリー:無料 学割:480円 プレミアム:980 円 | 5,000 万曲 | 1ヶ月 |
Amazon Music Unlimited | 学生:480 円 一般:980 円 (プライム会員:780 円) | 6,500 万曲 | 30日間 |
Apple Music | 学生:480 円 個人:980 円 家族:1,480 円 | 6,000 万曲 | 3ヶ月 |
LINE MUSIC | 学生:480 円 一般:980 円 家族:1,400 円 | 6,200 万曲 | 3ヶ月 |
YouTube Music | 基本無料 ■Premium Android:980 円 iPhone:1,280 円 | 非公開 | 1ヶ月 |
Rakuten Music | ■スタンダードプラン 楽天ペイ:980 円 Apple ID:1,080 円 ■ライトプラン 楽天ペイ:500 円 | 6,800万曲 | 30日 |
メジャーな定額制音楽配信サービス同士で比較すると、料金も横並びで配信楽曲数についてもそこまで大きな差はありません。
なお、料金については、ここに記載されているプラン以外もある場合があります。
また、無料期間についても、キャンペーン等によっては記載してある内容と違うこともありますのでお気をつけください。
では、次の項目から、各定額制音楽配信サービスについて個別に詳しく解説していきます。
Spotify
フリー | プレミアム | |
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料金 |
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楽曲数 |
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音質 |
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無料期間 |
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PC版 |
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機能 |
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無料がいいなら「Spotify」一択!
無料のフリープランで機能の制限が少なく、フル尺再生が可能で楽曲数も豊富なのは、Spotifyぐらいしかありません。
定額制音楽配信サービスの利用に悩んだら、とりあえずSpotifyにしておくのがおすすめです。
フリープランのデメリットとして、音質が160Kbpsまでなのとオフライン再生ができない点があげられます。
高音質で曲を聴きたい方や、外出時に利用することが多く通信制限が気になるという方は、プレミアムプランに変更するか他の音楽配信サービスを利用した方がいいかもしれません。
Amazon Music Unlimited
個人 | ファミリー | Echo | |
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料金 |
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楽曲数 |
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音質 |
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無料期間 |
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PC版 |
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機能 |
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Amazonプライム会員、Echoユーザーにおすすめ!
プライム会員であれば、200万曲が聞ける「Prime Music」を無料で利用でき、その上位互換的な存在が「Amazon Music Unlimited」です。
Amazonプライム会員やスマートスピーカーの「Echo」を持っている方であれば、他の定額制音楽配信サービスより料金が断然安く、コスパが良いのでおすすめです。
Apple Music
学生 | 個人 | ファミリー | |
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料金 |
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楽曲数 |
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音質 |
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無料期間 |
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PC版 |
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機能 |
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Apple製品ヘビーユーザーならおすすめ!
Apple Musicはレコメンド(おすすめ)機能が充実しており、そのほか、10万曲をライブラリにダウンロードしてオフラインで聞くことができますので、外出中でも通信量を気にせず音楽が聴けます。
また、iPhone以外のApple Watch等でも音楽のダウンロードとストリーミングが可能であり、Siriに聞くだけで曲を探せる機能もありますので、Apple製品ユーザーには使いやすい音楽配信サービスです。
LINE MUSIC
フリー | プレミアム | |
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料金 |
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楽曲数 |
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音質 |
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無料期間 |
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PC版 |
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機能 |
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LINEと連携するならLINE MUSIC!
LINE MUSICを利用すると、聴いている曲をLINE・SNSシェアしたり、LINEのプロフィールBGMやmyBGMとして設定することができます。
どちらかといえば、友達との繋がりを重視した、若者向けの音楽配信サービスです。
フリープランもありますが、各曲1回のみしかフル再生ができず、2回目以降は30秒に制限されますので注意して下さい。
YouTube Music
フリー | プレミアム (Android/Web) | プレミアム (iPhone) | |
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料金 |
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楽曲数 |
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音質 |
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無料期間 |
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PC版 |
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機能 |
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広告なしでYouTubeを視聴したい人におすすめ!
Google Play Musicが2020年内に廃止となり、以降はYouTube Musicへ統合されることとなりました。
4,000万曲以上のGoogle Play Musicの楽曲数が、YouTube Musicに統合されますので、楽曲数はメジャーな音楽配信サービスに劣らないほど豊富になります。
YouTube PremiumにYouTube Music Premiumも含まれていますので、単体で加入するよりもYouTube Premiumに加入した方が、YouTubeの広告が非表示なるのでおすすめです。
Rakuten Music
スタンダード | ライト | ||
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料金 |
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楽曲数 |
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音質 |
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無料期間 |
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PC版 |
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機能 |
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楽天スーパーポイントを貯めるならRakuten Music!
Rakuten Musicでは、1日10曲以上聴く等の決められたミッションをを達成するごとに楽天スーパーポイントが付与されます。
楽天関連サービスをよく利用する方であれば、還元やキャンペーンで優遇されますので利用を検討してみてもよさそうです。
まとめ
一番の決め手は「自分の聞きたい曲があるか」で、次に「使いやすさ」です。
特に希望する条件がないのであれば「Spotify」のフリープランを登録しつつ、他のサービスも無料期間で試してみるのがおすすめです。
どの定額制音楽配信サービスも、昔より楽曲数も豊富になりましたし、どんどん新しい機能やサービスも追加されていますので、自分に合った音楽サービスを探してみて下さい。