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iPhoneで方角を調べる方法、コンパスの使い方【真北、磁北とは?】

iPhoneで方角を調べる方法
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枕の向き、恵方巻の方角など、自分が向いている方角・方位を調べようと思っても家庭にコンパスがないことも多いのではないでしょうか。

実は、iPhoneには「コンパス」アプリが標準で搭載されています。

この記事では、iPhoneの「コンパス」アプリの使い方や、コンパスの方角が合わない場合の対処法を紹介。

「コンパス」アプリがどこにあるか分からない場合や、「真北」と「磁北」の違いについても解説しています。

困ったときや、方角が合わない時の参考にもしてみてください。

コンパスアプリの使い方

コンパスアプリのある場所、位置情報を設定したときの変化、真北と磁北に切り替える方法等のコンパスの使い方を解説。

「コンパス」ってどこにあるの?

iPhoneには「コンパス」アプリが、標準で搭載されています。

デフォルトでは「便利ツール」内に配置されています。

iPhoneのコンパスアプリの場所
▲ コンパスの場所

ちなみに、iPadでは「コンパス」は標準搭載されていません。

コンパスを使ってみる

基本的には普通のコンパスと一緒で、iPhoneの向きを変えることで方角を調べることが可能です。

iPhoneを水平にすると、十字マークが中央に重なります。

コンパスの十字マークを中央に合わせる
▲ 十字マークを中央に合わせる

十字マークがなるべく重なるように計測すると、より正確な方角が測れるとのことです。

なお、コンパスに搭載されていた水準器機能は、iOS12から「計測」アプリの方へ移動しました。

位置情報を利用したときの変化

初回起動のときに位置情報を利用するかの確認がでるかと思いますが、基本的には「Appの使用中は許可」を選択しておいて問題ありません。

では、位置情報を設定した時と設定していない時ではどう違うのでしょうか。

表示の変化を比較してみます。

コンパスアプリ位置情報利用での表示の変化
▲ 位置情報での表示の変化

位置情報を利用しない時は「方角のみが表示」されます。

位置情報を利用した時は、方角に加えて「緯度」「経度」「現在地」「高度」が表示されます。

後から位置情報を利用するかどうか、設定を変更することも可能です。

次の「真北に設定する方法」で、位置情報の設定方法にも触れますので、そのままご覧ください。

真北に設定する方法(真北と磁北の違い)

コンパスには「真北」と「磁北」とがあり、初期設定では「磁北」に設定されています。

「真北」と「磁北」について簡単に説明すると、次の通りです。

  • 真北:北極点(北緯90度地点)の方向
  • 磁北:方位磁石の指す北

「真北」と「磁北」とでは、若干のズレがあり、東京ではおおよそ7度程のズレがあります。

ちなみに、建築や地図では「真北」が使われ風水では「磁北」を基準とするそうです。

では、iPhoneのコンパスを「真北」に変更してみましょう。

「設定」から「コンパス」をタップする

iPhoneの設定からコンパスを開く
▲ 設定からコンパスを開く

「真北を使用」をオンに変更する

コンパスで真北を使用する
▲ 真北を使用をオンに変更

逆に「真北を使用」をオフにすると、「磁北」に切り替わります。

また、このコンパスの画面から「位置情報」のオン/オフ設定の変更もできますので、もし位置情報の設定を変更したい場合はお試しください。

コンパスの方角が合わない場合の対処法

コンパスは、iPhoneに内蔵されている磁気センサーにより方角を示します。

電子コンパスは、磁気や家電製品、無線といった様々な周囲の環境に影響されやすく、また、屋内、特にコンクリート造の建物内だと電波を通しにくく、正確な方角が測れない場合があります。

コンパスの方角がおかしい、合わなくなった場合は次の対処法をお試しください。

  1. コンパスアプリを再起動する
  2. iPhoneを再起動する
  3. 家電製品等の電子機器から距離を取る
  4. 屋外に出る
  5. 計測時、コンパスアプリの十字マークを中央に合わせる
  6. 「真北」と「磁北」を切り替える
  7. 位置情報のオン/オフを切り替える
  8. iPhoneを8の時に回す

コンパスアプリの十字マーク、真北と磁北の切り替え方、位置情報のオン・オフについては「コンパスアプリの使い方」の項目で説明した通りです。

「iPhoneを8の字に回す」というのは、書いた通りそのままの意味で物理的にiPhoneを8の字に振り回します。

電子コンパスにエラーが起きると、「コンパスの干渉」というエラー画面に加えて「iPhoneを8の字型に動かして再調整してください」と表示されることがあります。

この画面が表示されたら、iPhoneを物理的に8の字に動かしてみましょう。

まとめ

急に方角を調べる必要がでても、家庭にコンパスがない場合も多いと思いますので、iPhoneに標準で搭載されていること覚えておいてもよさそうかなと。

日常生活では、恵方巻を食べるときに方角を調べるぐらいでしか、コンパスを使うことってなさそうな気もしないでもないですが。

ちなみに2023年の恵方は「南南東のやや南」、2024年は「東北東やや東」です。

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桑嶋
ただのガジェット好き。iPhone・iPad・Androidを中心に、何か困った際の手助けになれるような情報を発信しています。